当サイトの記事は、日本自動車購入協会(JPUC)・日本自動車査定協会・自動車公正取引協議会・国税庁・国民生活センターなど公的機関や業界団体、自動車メーカー公式の公開情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。価格・制度は記事執筆時点の情報で、変わることがあります。記事内には広告を含む場合があります。
新しい車の見積書をもらって、『リサイクル預託金相当額?諸費用?』と、知らない言葉の多さに戸惑っている方も多いはずです。
結論から言うと、下取りとリサイクル預託金は「最初に払った預託金の分を、次の持ち主から受け取る」関係です。
そして、個人が自家用車を下取りに出す時に、消費税がかかることはありません。
この記事を読めば、見積書の下取りの欄と諸費用の欄で、何を確かめればいいかが分かります。
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見積書に「リサイクル預託金相当額」という項目があります。これって払うお金ですか、もらうお金ですか?
下取りの欄に書いてあるなら、今の車の分として受け取る側のお金と考えられます。新しい車の欄にあるなら、新しい車の分を払うお金です。どちらの欄にあるかを見てみましょう。
下取りとリサイクル預託金の関係
リサイクル料金は、新車を買った時に払って預けてあるお金です。下取りや売却で車を手放す時は、その相当額を販売店などから受け取る形になります。
自動車リサイクル促進センター(JARC)によると、リサイクル料金は原則として新車を買う時に払い、預けておくものです。
中古車として売ったり下取りに出したりする時は、販売店などから「車両の価値+リサイクル料金相当額」を受け取る、と説明されています。
ただし、そのうち資金管理料金は戻らず、最初に払った人の負担です。
| 場面 | リサイクル料金の動き |
|---|---|
| 新車を買う時 | 原則として買う人が払い、預けておく |
| 下取り・売却で手放す時 | 販売店などから相当額を受け取る(資金管理料金を除く) |
| 次の持ち主へ | リサイクル券が次の持ち主に渡る |
| 最後に解体する時 | 最終の持ち主がリサイクル券を使う |
出所は自動車リサイクル促進センター・JPUC(2026年11月時点)。車ごとの金額は車種で違うので、リサイクル券で確かめてください。
リサイクル券は査定の時にも用意しておく
JPUCは、査定の時に用意しておくものとして、車検証や自賠責保険の証明書と並べてリサイクル券を挙げています。
『どこにしまったっけ』という方は、車検証入れの中を見てみてください。
支払いの状況は、車検証閲覧アプリや自動車リサイクルシステムでも確かめられます。
下取りに消費税はかかる?
『下取り額から消費税が引かれるのでは』と心配になりますよね。
国税庁によると、消費税は事業者が事業として行う取引にかかる税金です。
会社員などが自家用車をたまたま売るのは事業の取引ではないので、消費税はかかりません。
商品の配達に使っていたトラックのように、事業に使っていた車を売る時は、事業の取引として消費税の対象になります(国税庁)。個人事業主の方で迷う時は、税務署や税理士に確かめておきましょう。
「売値から下取り額を引いて消費税」ではない
販売店側の消費税の計算では、新しい車の売値と下取りは別々の取引として扱われます。
国税庁の例では、100万円の車を売って30万円で下取りした時でも、売上は100万円、仕入れは30万円として、それぞれ計算します。
差し引きの70万円を売上にする計算はできない、ということなんです。
これは販売店側のルールなので、下取りに出す側が気にする場面はあまりありません。
ただ、「下取り額から消費税が戻ってくる」わけではない、ということは覚えておくと安心です。

見積書の諸費用とは?下取りの費用と手数料の見方
諸費用の欄に、下取りの手続きの費用みたいなものも入っていました。これは払わないといけないんですか?
名義変更などの手続きを販売店に任せる時、その手数料が載ることがあるんです。何の費用かを1つずつ聞いて、納得してから決めましょう。
諸費用とは、車の本体価格とは別にかかる税金・保険料・登録などの費用のことです。
自動車公正取引協議会の規約では、メーカー希望小売価格に保険料・税金(消費税を除く)・登録などの費用は含まれないと付記することになっています。
だから見積書では、本体価格とは別の欄に諸費用がまとまっているんですね。
| 見積書の欄 | 主に入るもの | 確かめたいこと |
|---|---|---|
| 新しい車の本体・付属品 | 車両本体価格、オプション | 値引きがどこに書いてあるか |
| 税金・保険料 | 自動車重量税、自賠責保険料、新しく登録した月の翌月からの自動車税など | 法律で決まった費用か |
| 手続きの費用 | 登録や車庫証明の代行、下取り車の名義変更の代行など | 自分でもできるものか、名目と中身 |
| 下取りの欄 | 下取り車の査定価格・下取価格、未経過分やリサイクル預託金の相当額 | 何が含まれていて、何が別か |
自動車公正取引協議会の規約では、新車の購入者に渡す書面に価格を書く時、下取り車があれば「査定価格及び下取価格」を書くことになっています。
下取りの欄が空欄や「一式」になっていたら、内訳を聞いてみてください。
下取りの手続き費用・手数料は、名目と中身で確かめる
車の下取りの費用としてよく見かけるのは、名義変更などの手続きを代わりに頼む手数料です。
普通車の名義変更には、手数料納付書(検査登録印紙)や譲渡証明書、印鑑証明書などの書類が使われます(国土交通省)。
その手続きをお店に任せる時の手数料は、お店ごとに名目も金額も違います。
- この費用は法律で決まったものか、お店の手数料か
- 下取り車の名義変更の手数料は入っているか
- 査定に料金はかかるか
- リサイクル預託金相当額はどの欄で計算されているか
- 自動車税の未経過分は入っているか
見積書の読み方は車の下取り見積もりの見方、自動車税の扱いは下取りと自動車税で詳しく紹介しています。
下取りの費用まで含めて、買取の見積もりと比べる
『手数料まで比べるのは細かすぎるかな』と思うかもしれません。
でも、下取りと買取を比べる時は、手元に残る金額で並べないと正しく比べられないんです。
例えば仮に、下取りでは手続きの手数料が別にかかり、買取では査定額にリサイクル預託金相当額が含まれている、という場合もあります。
こうした違いをそろえずに金額だけ見ると、どちらが良いか分かりにくくなりますよね。
JPUCは、買取(売却)の契約では、自動車税の未経過分やリサイクル預託金などが契約金額に含まれていることが多いと説明しています。
ディーラーの下取りでどう扱うかは公的な説明がないので、見積書ごとに確かめるのがいちばん確かです。
- 下取りの見積書で、査定価格・未経過分・リサイクル預託金相当額を分けてもらう
- 買取店の見積もりでも、同じ項目が含まれているかを聞く
- 下取りの手続き費用など、差し引かれるお金を書き出す
- 手元に残る金額でそろえて並べる
今の車は、ディーラーの下取りだけでなく、買取店に売る方法もあります。
いくつか見積もりを並べてみると、今の車の相場と、下取り額が妥当かどうかが見えてきますよ。
下取りの全体像は車の下取りとはで紹介しています。

よくある相談:下取りの諸費用とリサイクル預託金
Yahoo!知恵袋にも、下取りの費用やリサイクル預託金についての相談が寄せられています。
よく見かける3つに答えていきますね。
中古車店の見積もりに「下取り諸費用」があった
中古車店で買い替えを考えていて、見積書に下取りの諸費用が入っていたという相談です。
下取りの諸費用は、名義変更などの手続きをお店に任せる手数料のことがあります。
『これって何の費用ですか?』と聞いて、名目と中身を教えてもらうと納得しやすくなります。
金額が気になる時は、買取店の見積もりと手元に残る金額で比べてみてください。
下取りに出した車のリサイクル預託金は戻る?
新車を買った時に払ったリサイクル預託金は、下取りに出したらどうなるのかという相談です。
JARCの説明では、下取りや売却の時は、販売店などから車両の価値とリサイクル料金相当額を受け取ります。
見積書の下取りの欄に相当額が書かれているか、査定価格に含まれているかを確かめましょう。
ディーラーの下取りで査定の手数料は取られる?
ディーラーで下取りしてもらう時に、査定の手数料がかかるのかという相談です。
査定に料金がかかるかどうかは、お店によって違います。
例えばスズキは、公式サイトの買取の案内で「査定見積り無料」としています。
見積もりを頼む前に「査定に費用はかかりますか?」と聞いておくと安心ですよ。
新しい車に乗り換える前に、今の車の手放し方も決めておく
新しい車への乗り換えを考えているなら、今の車をどうするかも先に考えておくと安心です。
『新しい車のことで頭がいっぱいで、そこまで考えていなかった』という方も多いですよね。
今の車は、購入する販売店での下取りのほかに、買取店に売る方法もあります。複数の会社に査定してもらうと、条件を比べたうえで決められます。
納車のタイミングと手放す時期をそろえておくと、車が無い期間もつくらずに済みます。
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今の車がいくらくらいで売れそうかは、一括査定サービス「ナビクル」で調べられます。
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買取店の査定を受ける前に、すぐ金額の目安が分かるのが便利なところです。

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この事実を知らないと、新しい車への買い替えで損をしてしまう可能性があります
無料で、しかも約47秒で終わるひと手間をやるかどうか。
これが、車の買い替えで損をするか、得をするかの分かれ目になります。
すでに調べ尽くしている方は「知ってるよ」と思うかもしれません。でも、ピンと来なかった方は、ここだけは最後まで読んでみてください。
ポイントは「今の車をどう手放すか」です。
多くの人は、新しい車を買うお店でそのまま下取りに出します。でもこれは、損をしやすい典型的なパターンなんです。
販売店も商売なので、下取りはできるだけ安く引き取りたいのが本音です。
- まず、控えめな下取り額を提示される
- 「がんばって、ここまで上げました!」と金額が上がる
金額が上がると、サービスしてもらったように感じますよね。
ただ、最初の金額には上げる余地が残してあることも多く、上がった後の金額でも、まだ本当の価値より安いことがあります。
比べる材料を持たずに商談に行くと、もっと高く売れたはずの車を、そのまま安く手放してしまうこともあるんです。
実際に、ナビクルの公式サイトでは、下取りより一括査定のほうが高く売れた実例が紹介されています。

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ナビクル査定事例より。個人の感想であり、実際の査定・売却額を保証するものではありません。
ナビクルのアンケートでは、買取価格は下取り価格より平均28.7万円高いという結果も出ています。
「平均28.7万円」はナビクル実施のアンケート調査結果です(2024年1月〜2025年12月・回答4,489件)。ナビクルを利用し実際に売却された方の査定最高額と下取り価格の差額平均額です。
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この2つを持って販売店に行き、「買取店では○○万円で買い取ってもらえるそうです」と伝えてみてください。
それより安い下取り額では、話がまとまりにくくなります。
それでも下取り額が上がらなければ、高く買ってくれる買取店に売ればいいだけです。売るかどうかは、金額を見てから決めて大丈夫ですよ。

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このひと手間をかけずに商談に行くと、数十万円の差がつくこともあります。
逆に、約47秒の入力でそれを防げる可能性があるなら、こんなに割のいい作業はなかなかありませんよね。
ナビクルはどんなサービス?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用料金 | 無料 |
| 入力の目安 | 約47秒(年式・走行距離はだいたいでOK) |
| 査定を依頼できる数 | 最大10社 |
| 査定依頼の実績 | 累計600万件以上(2025年12月末時点) |
| サービス開始 | 2007年 |
| 運営会社 | 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライム上場企業 株式会社エイチームホールディングスのグループ会社) |
| 安心への取り組み | JPUC(日本自動車購入協会)のWeb監修/JPUC認定の適正買取店が参画 |
表の内容(入力時間・査定依頼先の数・査定依頼の実績・運営会社など)は、ナビクル公式サイトの記載に基づきます(2026年10月時点)。掲載している写真・イラストはイメージです。
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後から「もっと高く売れたのに」と後悔したくない方は、まずは約47秒だけ時間を使って、今の車の情報を入力してみてください。
よくある質問
下取りに出すと、リサイクル預託金は戻ってきますか?
下取りや売却の時は、販売店などからリサイクル料金相当額を受け取る形です(資金管理料金を除く)。見積書のどの欄に入っているかを確かめましょう。
個人の車の下取りに消費税はかかりますか?
かかりません。自家用車を売るのは事業の取引ではないので、消費税の対象外です(国税庁)。
下取りの手続き費用は払わないといけませんか?
名義変更などをお店に任せる手数料のことがあります。名目と中身を聞いて、納得したうえで決めましょう。
リサイクル券をなくしてしまいました。
支払いの状況は、車検証閲覧アプリや自動車リサイクルシステムで確かめられます。査定の時にお店に伝えておきましょう。
まとめ
- リサイクル料金は新車の時に預けてあり、下取りの時は相当額を受け取る
- 個人の自家用車の下取りに消費税はかからない
- 諸費用とは本体価格とは別の税金・保険料・登録などの費用
- 下取りの手続き費用・手数料は、名目と中身を聞いて確かめる
- 買取の見積もりとは、手元に残る金額でそろえて比べ、相場を知る







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